【赤ちゃんとうまく付き合うには】
1。忍耐することが子育ての第一歩。
2。夜泣する赤ちゃんには覚悟して耐えること。
3。ただ、夜泣きをさせない工夫もしてみる。それには
a. 何時頃泣きだすのかを観察し、寝かしつける時間を毎夜15分位づつずらして夜泣きを避ける方法を見付けていく。
b.「可愛い」だけで接すると両親の疲労が蓄積されてしまうので、厳しくするのでなく辛抱強く工夫して対処する。イライラは赤ちゃんに伝染するから。
c.抱いてあやす時、激しく揺すらない様に.(頭の強い揺れは一寸心配だから。穏やかにゆったりと)
d.辛抱強く育てると、両親が忍耐強い人に育っていくので、後の子供との接触の仕方が分かってくることになり、子供の情緒も安定して育つ。
e.情緒の安定した赤ちゃんは育てやすいから。
4。赤ちゃんの成長には「標準」という言葉を恐れないで。
5。育児書は1冊の本だけでそれが子育ての全てだと思わないこと。何冊も読んでみると大抵の事は安心していられるから。
6。新聞の子育て棚をよく読む。色々な人が色々な角度で書いているから、多くの知恵が得られる。
7。但し、情報過多の時代だから、冷静に最初から最後迄注意深く読んで参考にする。
8。玩具は2つか3つあれば好い.玩具より母親が十分に触れ合い、接しなが写ら十分に語りかけるようにする方が大事。
9。ママとの接触が赤ちゃんは一番安心するから。
10。でも、抱き癖はつけないように。抱き癖は後々ママにとって重くのしかかる事になるから。
11。赤ちゃんはママの瞳や口元をじっと見ている。その瞳からママのその時その時の感情を感じ、唇の動き(開き具合)から、言葉の意味や使い方を覚えていく。
12。語り掛けが多ければ多い程、赤ちゃんは言葉を早く、沢山覚えられる。
13。この時期の吸収能力は生涯で最大の能力を持っているから。
14。語りかけの少ないママに育った場合、幼児期の無口な子供に育つ。表現力の無い子と誤解される。
15。出産でお世話になった先生から、同じ頃生まれた赤ちゃんのママのメール番号を教えて頂き、お互いに情報の交換をしていくのもいいのではないでしょうか。
16。ただし、他の赤ちゃんと比較することばかり考えないように。子供は比較で育つのではなく、親の愛情で育つのだから。
17。「泣く子は育つ」という意味は、赤ちゃんにとって「泣く」以外に運動の仕方がない、と考えていいのではないでしょうか。
18。泣くのを赤ちゃんの運動だと思えば、煩(うるさ)く思えなくなり、両親のイライラも減るのではないでしょうか。
19。歩くまでの1年前後の間の育て方、接し方が、その後の養育をずっと楽なものにする事を忘れない。
【よちよち歩きが始まったら。】
1。歩き始めの頃、転ぶことを余り可哀相がる事はないようです。転んだ時「痛い」と思わなくてもいいではないでしょうか。赤ちゃんは基本的に痛い感覚は少ないものと思っていいように思います。
2。痛さを大人と同じに考えないこと。あんなに転び、あんなに辺りにぶつかるのだから。この時期に何が危ないか、どうすれば転ばないかを一生懸命覚えるのですから。
3。転んで泣くのは驚いて泣くんだ、と思えば転んだりぶつかったりの意味が大人とは違うことが分かるでしょう。もし大人と同じように痛さを感じていたら大変な事ですから。
4。転んだり、ぶつかったりした時には、その部分をよく擦ってやることは大切。愛されている事の証明になるから。
5。赤ちゃんのお付き合いは重労働で大変ですが、若さにしか出来ない喜びである事を忘れないで。
6。他の赤ちゃんと比較して悩むような必要は殆どありません。貴方のお子さんは立派なのですから。
7。赤ちゃんを追い掛け回す日々が続きますが、ママ自身の体力を付けておく事を忘れないようにしましょう。
8。この時期に自分の化粧などに気を使っていると、女性の魅力は失われます。
9。人間にとって一生懸命な振る舞いが一番魅力的なのですから。
【幼稚園時代】
1。男の子と女の子はこの時期に大きく別れていきます。男の子は非常に難しくなり始めます。
2。泣き虫でも少しも恥ずかしがる事はありません。まだまだ泣くのは仕事ですから。
3。家に帰ったら、お休みの前に出来るだけ読み聞かせをしましょう。
4。これは後にとても大切な能力を育てていることになります。
5。私の子供が通っていた幼稚園では、毎日本の読み聞かせの時間がありました。多くの子供たちが中学時代位まで優秀な成績の子供が多かったです。
6。本を読む子は筋の通った話しが出来るようになります。
7。読むことは学ぶ事の基本なのです。情操教育としても優れ、知識が増し、興味が殖え関心事が身に着くからです。興味や関心は学びのスタートです。
8。これなあに、あれなあに、という時期こそ、子洪の知識吸収力が知識を求めているのです。折角のチャンスの時期を失わないでください。面倒がらずに全部教えていってあげてください。パパよりもママよりも更に優秀な子供に育ってくれたら、理想的です。
9。自分の家族のパパやママ、おじいちやまやお婆ちやま、また幼稚園の中の色々な事柄や仲間の園児たちの悪口は決して言わないでください。
10。悪口はまだ判断力のない子供(幼児)にとって、その儘曲がった見方をするようになってしまいます。「先入観」の恐さです。
11。この時期の悪口という誤った判断の仕方は、一生その子の判断力として身に着いてしまいますから。中学高校を卒業する位までは、決して他人の悪口を言わない家庭にしましょう。そうすれば悪口のない家庭にもなります。
12。男の子の幼稚園時代には「<男の>社会」が出来ます。幼児にとって結構悩み苦しむ時期なので。
13。男の子が園から帰った時、不機嫌だったら、その時期に入っているんだな、と思って下さい。幼児が意味もなく不機嫌になることはないのですから。やたらに叱らないでください。
14。この時期の不機嫌な様子については、この病院のパソコンの「幼稚園児の世界」を一寸覗いてみてください。きっとお役に立ちます。
1)親子で楽しく過ごす時間を多くしましょう。
親子が共有できる時間を少しでも多くする事はとても大切です。
2)親は子どもの奴隷になってはいけない。
子どものご機嫌を取ったり、ちやほやする必要はない。ダメはダメのけじめをつけられる親でなくてはなりません。毅然とした態度で接して下さい。お姫様・殿様扱いをしてはいけません。我慢すること、頑張ることの出来る人になってもらわなくてはいけません。甘やかされ過ぎては将来心配です。赤ちゃんの頃から思うようにいかなくてもそれなりに楽しく過ごせると言った扱いをするべきです。
3)子どもを人形扱いしないで下さい。
子どもは親のおもちゃではありません。子どもを親の喜びの対象として扱わないで下さい。 親は子どもをしっかりした大人にさせるだけのしつけをして下さい。子どもには子どもの考えがあり、世界があります。
4)子どもに一人部屋をあたえない。
中学校になるまでは自分の部屋を持たせないほうがいいと思います。一家団欒の場をつくる事が大切です。嫌でも家族と一緒にいなければならない。いつも親の顔を見ている。親はいつも子どもを観察できる環境も大切な事です。そうでなければ子どもは自分勝手な生活が出来てしまうし、親は自分の子どもを理解できなくなります。
5)テレビは一家に一台でじゅうぶん。
自分の見たいテレビがいつも見られるとは限らない。お互い譲り合う事も必要だし、我慢する事も必要です。家族みんなで同じ番組で楽しむ事は大切です。そう言った家庭環境があたりまえと思えば不満にはなりません。
6)育児の分担をしない。
子ども達にはいつも両親がそれぞれ同じだけの力をそそぎ育児をして下さい。「長男はお父さんが、次男はお母さんがいつもめんどうをみている」というのはよくありません
病児一時預かりをしています。忙しいお母さん是非ご利用ください。名古屋ではまだ二軒しかない施設です。採算の合うものではありません。皆さんのお役に立てばと思い始めたものです。
定員:4名
時間:平日は8時〜17時,土曜日は8時〜12時
対象年齢:1歳半〜10歳
集団生活可能であれば乳児もOK 職員に相談下さい。
料金:一日 3500円
半日 2000円
一時間 700円
*5時以降追加料金一時間 1000円
給食:あり (一食 500円)
アレルギー除去食も出せます。
お弁当持参可
*ご希望があればお母さんがみえなくても診察・投薬をいたします。
*お急ぎの方は早く診察をすませお預かりします。