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感染症情報・クリニック周辺での感染症の動向

 

2月に病児保育室でお預かりした感染症
 
 インフルエンザA    +++
 インフルエンザB    +++
 アデノウイルス感染症 ++
 RSウイルス感染症   +
 溶連菌感染症
 手足口病
 
 
(+5例以上、++10例以上、+++20例以上)

今年に入りインフルエンザが急激に増加してきています。AB共に流行していますが、Bは小流行です。



おたふくかぜについて
流行性耳下腺炎といいます。初めの5〜7日間耳の下(耳下腺)、顎の下(顎下腺)が徐々に腫れが強くなり、その後徐々に減少し・消失します。発病後5日以上を経過するまで集団生活ができません。40℃を超える高熱が長く続く事もあります。また髄膜炎を起こし入院しなければならなくなったり、膵炎を起こしお腹が痛くなったり、大人が罹ると不妊症になったり、ごくまれですが難聴になったりと時々合併症が問題になります。難聴になると一生聞こえなくなります。ほとんどは片耳です。流行性耳下腺炎に効く薬はありません。自然経過で治る病気なのですが、経過は比較的長く、就労しているお母さんはやきもきされる事が多いようです。合併症が起こりうる事を考えると、予防接種で予防すべきと考えます。予防接種をすると10人中9人は予防できます。もし発症しても軽く済みます。登校は発症後5日を経過し一般状態が良ければ登校可能です。

主な伝染性疾患の出席停止期間

インフルエンザ 発病後5日を経過するまで、幼稚園・保育園児は解熱後3日、小学生以上は2日
百日咳 特有な咳が消失するまで
麻疹 解熱した後3日を経過するまで
流行性耳下腺炎 発病後5日を経過するまで
風疹 紅斑性の発疹が消失するまで
水痘 全ての発疹が痂皮化するまで
咽頭結膜熱 主要症状が消退した後2日を経過するまで
腸管出血性大腸菌感染症 有症状者の場合には、医師によって伝染のおそれがないと認められるまで
流行性角結膜炎 医師によって伝染のおそれがないと認められるまで
溶連菌感染症 抗生剤治療開始ご4時間を経て全身症状がよければ
手足口病 全身症状の安定した者は登校可
伝染性紅斑 発疹期には感染力はない。全身症状のよい者は登校可
ヘルパンギーナ 全身症状の安定した者は登校可
流行性嘔吐下痢症 下痢・嘔吐症状が回復した後、全身状態のよい者は登校可


  
松川クリニック病児保育室・プチポケット
   病気で通学登園できない子ども達を預かっております。



   月曜日  午後4:00〜8:00
   火曜日  午後3:00〜3:30
   水曜日  午後3:00〜3:30午後6:30〜7:30
    
木曜日  午前10:30〜11:00                午後3:30〜4:00
   金曜日  午後3:00〜3:30
   土曜日  午後3:00〜3:30

 
   (予約制でおこなっています。当日の午前中までに連絡下さい。)

MRワクチン・・・平成18年度より導入されました。麻疹・風疹の混合ワクチンです。1歳〜2歳、小学校入学前1年間の2回接種法でおこなわれます。これに伴い平成18年4月より麻疹、風疹の単独接種は任意接種となり公費で受けれなくなります(有料となります)。
麻疹ワクチン
・・・大変怖い病気です。日本は諸外国に比べ接種率が低く、今でも時々流行があります。年に20人ほどは死亡が報告されています。    
風疹ワクチン・・・一才以降に接種します。

三種混合ワクチン(DPT)・・・百日咳、破傷風、ジフテリアのワクチンです。          
一才以下の子供が百日咳に罹ると非常に重症になります。新生児ですと命にも影響します。乳児期の内にワクチンを開始して下さい。
生後三ヶ月以降なら接種できます。
初めの年に3回(第一期)、1年から1年半後に1回(第一期追加)

四種混合ワクチン(DPT‐IPV)・・・百日咳、破傷風、ジフテリアと不活化ポリオワクチンです。百日咳に罹った人も四種混合を接種します。

日本脳炎ワクチン・・・生後三ヶ月以降なら接種できますが、慌てる必要はありません
三歳過ぎたら接種して下さい。初めの年に2回(第一期)、おおむね1年後に1回(第一期追加)小学校4年(第二期 9歳〜13歳未満)
名古屋市は平成21年7月1日より新しい日本脳炎ワクチン(乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン)の接種が開始になりました。なお第一期が旧ワクチンで開始した方で、第一期の未接種分・第二期は新ワクチンの接種が可能です。名古屋市医は平成23年5月20日より接種されていない方は20歳まで接種が可能となりました。

ポリオワクチン・・・平成24年9月より不活化ポリオワクチン(イモバックスポリオ)が開始になりました。平成24年11月より四種混合ワクチン(DPTにポリオワクチンを加えたもの)が開始になります。

おたふくかぜワクチン・・おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)は髄膜炎や膵炎などの合併症を起こしやすく、また大人が罹ると不妊の原因になることもあります。罹患期間も長く、治るのに10〜14日かかります。生活への影響は大きいのです。任意接種ですが出来るだけワクチン接種しておいた方がいいと思われます。1才以降に接種します。名古屋市の場合、1才から年長児までの間に半額公費負担で接種出来ます。

水痘ワクチン・・1才以降に接種します。名古屋市の場合、平成26年4月より9月末まで1才から年長児まで1回だけ全額公費で接種出来ます。10月より定期接種となり1才から3才までの間に2回公費(無料)で接種できます。平成26年度(平成26年4月より平成27年3月末まで)に限り特例で3才児、4才児に1回接種だけ公費接種できます。2回目の接種は公費で打てません。1才になったら1回目の接種を行い、2回目を3ヶ月後から2才の誕生日までに接種される事を推奨します。

インフルエンザワクチン・・インフルエンザ脳症で亡くなる子が毎年かなりいます。また肺炎などの二次感染を併発する事も多い。そのためにもワクチン接種をしておいた方がいいように思います。インフルエンザは毎年形を変えて流行します。ワクチンはそれを予測して毎年新しい物が作られます。そのためワクチンは毎年打たなくてはなりません。10月中旬には新しいその年のワクチンがでますので早めに接種して下さい。

ヒブワクチン(Hibワクチン・・ヘモフィルス インフルエンザ菌b型(Hib)のワクチンです。Hib菌は髄膜炎を起こしやすい菌で、日本では年間600人ほどがこの菌で髄膜炎が起きております。Hib髄膜炎に罹患すると5%が死亡、25%に後遺症が残ると言われております。HibワクチンによりHib髄膜炎は100分の1に減少すると言われています。海外では10年以上前より接種されているワクチンで100カ国以上の国々で使われています。日本での導入は非常に遅れていて昨年(平成20年)12月にやっと市販されました。生後7ヶ月以前のお子さんは三種混合と同時に接種される事をお勧めします。

肺炎球菌ワクチン(ニューモバックス)・・主に高齢者の方に接種するワクチンです。2歳以上で肺炎球菌による重篤疾患に罹患する危険が高い人たちが対象です。

肺炎球菌ワクチン(プレベナー)・・小児用肺炎球菌ワクチンです。日本では平成22年2月24日より発売開始。肺炎球菌は髄膜炎、敗血症、重症肺炎、中耳炎などの小児の重症感染症の主要な原因菌です。Hibワクチンと肺炎球菌ワクチンを両方行うことによって細菌性髄膜炎の予防効果は高くなります。どろどろした鼻水が絶えずでる子どもたち、中耳炎を起こしやすい子、肺炎・気管支炎を起こしやすい子は積極的に接種して下さい。

子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス・ガーダシル)・・発がん性ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を予防するワクチンです。10歳以上の女性が接種対象です。公費対象年齢は小学校6年から高校1年生までです。

ロタウイルスワクチン(ロタリックス)・・平成23年11月21日より発売されました。生後6週から24週の間に2回、4週以上あけて接種します。経口生ワクチンです。2ヶ月時にヒブ、肺炎球菌ワクチンと同時接種すると便利です。当院では1回12600円です。
名古屋市の場合生後6週より24週までの間に2回接種で半額公費負担で接種出来ます。

*名古屋市では平成23年1月1日よりHib、肺炎球菌、子宮頸がんの任意予防接種の全額補助が始まります。但し対象年齢はHibワクチンおよび肺炎球菌は5歳未満のお子さん、子宮頸がんワクチンは中学1年生から高校1年生までの女子です。水痘・流行性耳下腺炎は1歳から小学校就学前までで半額補助されます。成人用肺炎球菌ワクチンは65歳以上の方が対象です。
平成25年4月よりHib,肺炎球菌、子宮頸がんワクチンが定期接種となりました。

青字は定期接種、黄字は任意接種です。


 定期接種の実施内容

ワクチンの種類 対象年齢 標準的な接種年齢 回数 間隔 接種量
ジフテリア
百日咳
破傷風

ポリオ
沈降精製
DPT
ワクチン

1期初回 生後3〜90ヶ月未満 生後3〜12月 3回 3〜8週 0.5ml
1期追加 生後3〜90ヶ月未満
(1期初回接種終了後、6ヶ月以上の間隔をおく)
1期初回接種
(3回)後12〜18ヶ月
1回 0.5ml
2期 11・12歳(DTトキソイド) 小学校6年
(12歳)
1回 0.1ml
DT
トキソイド
1期初回 生後3〜90ヶ月未満 生後3〜12ヶ月 2回(沈降)
3回(液状)
4〜6週(沈降)
3〜8週(液状)
0.5ml
1期追加 生後3〜90ヶ月未満
(1期初回接種終了後、6ヶ月以上の間隔をおく)
1期初回接種後12〜18ヶ月
1回 0.5ml
2期 11・12歳(DTトキソイド) 小学校6年
(12歳)
1回 0.1ml
麻疹風疹混合(MR) 1期 生後12〜24月未満
2期 年長の間
    (小学校入学前1年間)
3期 中学1年時
4期 高校3年時

1回 0.5ml
日本脳炎 1期初回 生後6〜90ヶ月未満 3歳 2回 1〜4週 3歳以上
 0.5ml

3歳未満
 0.25ml
1期追加 生後3〜90ヶ月未満
(1期初回接種終了後概ね1年あける)
4歳 1回
2期 9〜13歳未満 小学校4年
(9歳)
1回
サーバリックス 小学校6年より高校 3回 0,1,6ヵ月後

 
 任意接種の実施内容

ワクチンの種類 対象年齢 回数 間隔 接種量
インフルエンザ 全年齢 2回 1〜4週
(3〜4週が望ましい)
1歳未満  0.1ml
1〜5歳   0.2ml
6〜12歳   0.3ml
13歳以上  0.5ml
おたふくかぜ 1歳以上の未罹患者 1回 0.5ml
水痘 1歳以上の未罹患者 1回 0.5ml
B型肝炎 (1)母子垂直感染防止
HBe抗原陽性の母親から生まれHBs抗原陰性の乳児
3回 通常生後
2,3,5ヶ月
各 0.25ml
(2)HBe抗体陽性のキャリア母から生またHBs抗原陰性の乳児 3回 通常生後
2,3,5ヶ月
各 0.25ml
(3)ハイリスク者 3回 1ヶ月間隔で2回、その後5〜6ヶ月後に1回 各 0.5ml
(10歳未満の小児は0.25ml)
 ヒブワクチン  生後2ヶ月〜7ヶ月 初回3回
追加1回
初回接種は4〜8週間隔
追加接種は初回接種終了後約1年後
各 0.5ml
 生後7ヶ月〜1歳未満 初回2回
追加1回
初回接種は4〜8週間隔
追加接種は初回接種終了後約1年後
 1歳〜5歳未満 1回
炎球菌ワクチン
(プレベナー)
生後2ヶ月〜7ヶ月 初回3回
追加1回
初回接種は4週以上の間隔
追加接種は初回接種終了後60日以上の間隔(12〜15ヶ月齢)
生後7ヶ月〜1歳未満 初回2回
追加1回
初回接種は4週以上の間隔
追加接種は初回接種終了後60日以上の間隔(12ヶ月齢後)
1歳〜2歳 初回1回
追加1回
追加接種は初回接種終了後60日以上の間隔
2歳〜9歳 1回
サーバリックス 10歳以上の女性 3回 0,1,6ヵ月後 各 0.5ml



 医療法人 松川クリニック 名古屋市天白区土原4-404TEL052-801-0311

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