低血圧症について の Q&A

 血圧が低くて困っています。一通り家事を終えて測っても、上が90弱、下が60弱しかありません。エアロビクスをした後でも同じような血圧数です。一日中体が重く、ひどいときは半日眠けにおそわれます。治療法があるでしょうか。

 最高血圧が100mgHg以下になると低血圧です。特別な基礎疾患のないものを本態性低血庄といい、おそらくご質問の方もそうと思われます。血圧が低いと全身倦怠感が強く、やる気が起きない、めまいや頭痛、耳鳴りがする、午前中ボーツとする、寝起きが悪いなどの症状が起こります。起立性調節障害を伴う場合が多く、立ちくらみを起すこともあります。ご質間の方のように、生活に支障があれば治療が必要です。血圧を上げる薬が種々あるので、病院で受診のうえ投薬を受けでください。精神的に落ち着かなかったり、自律神経失調症が影響したりすることもあり、この場合は精神安定剤や自律紳経調整剤を併用します。また低血庄には自律神経が大きく関与しますが、それが安定するよう睡眠をしっかりとり、規則正しく生活すること、身体を刺激するための適度な運動が大切です。


 チック症について の Q&A

 5歳の男の子がいるのですが、顔にチックが時々出ます。精神的なものが原因という子どもの「チック」について教えて下さい。

 不髄(ずい)的に起こる筋肉の早い運動を「チツク」と言います。子どもたちでよく見られるのは、まばたきや顔をしかめる顔面チックですが、ときには肩をあげたり、咳き込んだりするチックもあります。心理的要因の関与が大きく、緊張したりすると症状が強くなります。また、暇で退屈なときも強くなったりします。行動面では落ち着きがなかったり、乱暴な言葉を使ったり、行動をとったりすることが多いようです。また親子間での葛藤(かっとう)が強く、それが原因していることがあります。親の愛情がうまく伝わらない愛情飢餓のケースも多いように思われます。チックはすぐに治るものと、1年以上継続してくせのようになっていくものがあります。チックの症状を注意したり、しかったりしないで原因を考えてあげることが必要です。専門医にご相談することをお勧めします。


 どもりについて の Q&A

 現在1歳10ヶ月の娘の事ですが、女の子でまわりが大人ばかりの環境のせいか、年齢のわりには少し早すぎるほど、よくおしゃべりをしています。ところが、3日前から突然、どもりが始まりました。最初は、それほど気にしなかったのですが、日毎にひどくなり始めかなり、どもらないと言葉のあたまが出てこないこともあります。突然のことでもあり心配しています。話し方・接し方等で注意することなどがあれば、教えてください。

 どもりは喋ろうという気持ちが先走ってしまい、うまく言葉が出てこない状態です。頭の中では先へ先へと考えて喋ろうとするのですが、喋る能力が追いついていかない為に言葉が詰まってしまうのです。知的に賢い為なのです。おそらくまわりが大人ばかりの環境とのことですので、1歳10ヶ月にしては知的にしっかりしているのでしょう。しかし喋る能力はまだまだ未熟なためすばやく言葉に表せないのでしょう。周りの人たちが喋ったり、歌ったりする事を強要しすぎたり、うまく喋るように注意をしたりすると、喋る事に緊張してしまい「どもり」の原因になる事があります。どもりは全く心配のないものです。必ず治っていきます。どもる事を注意をせず、喋る事に神経を使わせないようにして下さい。治そうとしないで下さい。まだまだ下手な言い回しでいいのです。ヨチヨチ歩きの赤ちゃんに歩けるようになったので、さあ走ってごらんと言っても無理な事です。喋るのも同じです。慌てないでいいと思います。子どもらしく無邪気な所を伸ばしてみてください。子どもに合わせてゆっくりと喋ってあげたり、ゆったりと相手をしてあげるのも大切なのかも知れません。

  


 遺尿について の Q&A

 4歳6ヶ月の娘が、おしっこをジャーとちびるのではなくパンツの中が濡れる程度で1時間もたたないうちにパンツがまた、濡れていて1日にパンツを何十枚と変えなくては、いけない状態なんですが、膀胱の発達がおかしいのでしょうか?それとも受診した方が良いのか、成長を追うまで気長にみていけばいいのか、どうすればいいのでしょうか?

 パンツの中でおもらしをしてしまうのを遺尿といいます。ある程度我慢してトイレに間に合わずおもらししてしまう、トイレに行くのが面倒でつい濡らしてしまうと言う状態であればさほど問題はなく年齢と共に治っていくものと思われます。しかし絶えずチョロチョロおしっこが漏れてしまう、頑張っても膀胱におしっこが溜める事が出来ない状態であれば膀胱に何らかの異常があるかも知れません。そのような場合は小児泌尿器科で検査を受けられた方がいいと思います。この近くでは第二日赤の小児外科の上岡先生が小児泌尿器の専門医ですので一度ご相談されては如何でしょうか。

 水痘ワクチンについて の Q&A

 水疱瘡についての質問ですが、娘は現在2才9ヶ月で去年の8月に水疱瘡の予防接種を受けました。今日、今週の火曜日、木曜日と遊んだお友達の弟が水疱瘡になったことがわかりました。予防接種を受けた子でも、30パーセントはかかると聞きましたが、症状がでる前に発症をおさえることはできますか?また、その潜伏期間の間に、他の予防接種を受けることはできますか?

 水痘ワクチンをしていても発病してしまう事はよくあります。しかしこの様な場合多くは軽くすむようです。また症状がでたらアシクロビルと言う薬を使うと軽くまた早く治すことができます。潜伏期間中にその薬を使えば発病を阻止する事が出来るかもしれませんが、一般的には行いません。発病してからの治療で十分です。
潜伏期間中にワクチンは接種できません。また水痘にかかった場合は治癒後一ヶ月間はワクチン接種できません。


 下痢症について の Q&A

  やはり下痢が止まらず心配しております。本人は機嫌も悪そうではなく、良く一人で遊んでます。新生児の頃のような白っぽい粒が混ざってます。母乳やミルクを飲んでいるからでしょうか?ただ今日は回数が多く、しゃがみこむたび少しだけ出てしまうような感じです。どうしたらいいでしょうか?

 下痢はまだ続いていますか。白っぽい粒が混じっているというのはミルクの脂肪分が消化されずに便にでてきているという事です。消化力が低下している事ですのであまりお腹に負担をかけないようにしましょう。水分さえうまく取れていれば下痢は必ず日にちが経てば治っていきますので焦らないで下さい。薬もいくらかの手助けにはなりますので下痢が激しい間は飲んでみて下さい。しかし子供の下痢はあくまでも食事療法が第一ですのでそのつもりで。下痢が日に2−3回になったら少しずつ食事を元に戻して行って下さい。慌てる必要はありません。ゆっくり進めて下さい。


 大泉門について の Q&A

 1才9ヶ月になる娘のことですが、一歳半健診のときに「大泉門がまだ2cm程開いているので2歳くらいまだに閉じるかどうか気を付けておいて下さい。」と言われました。大泉門の閉じの遅れは脳の発達に関係あるのでしょうか。とても気になっていますので、ぜぴ教えて下さい。ちなみに、まだ娘の大泉門は閉じていません。

  一般的には大泉門は1歳から一歳半の間に閉じると言われていますが、個人差も大きく2歳になっても異常なく閉じない事もよくありますので多くの場合は心配ありません。遅くても2歳3―4ヶ月にはまず閉じるものと思っていいでしょう。頭囲が正常で大泉門も平坦であれば2歳頃まで様子をみて、閉じなければ念のために精密検査をお受けになられたらいいと思います。大泉門の閉鎖が遅れる原因としては、くる病や甲状腺機能低下症が考えられます。また大泉門が膨隆していたり頭囲が多きかったりしていると水頭症や脳腫瘍を考えなくてはならなくなります。2歳の頃に一度小児科医に相談してみて下さい。


 夜間無呼吸症について の Q&A

 主人のいびきが激しいのですが、そのいびきを繰り返すと同時に呼吸が1分くらい停止することがあります。最近よく聞く無呼吸症候群なのでしょうか。

 睡眠時無呼吸症候群は100%いびきを伴うと言われており、ご質問のご主人はその可能性があると思われます。10秒間以上の呼吸停止を無呼吸と定義されます。睡眠中に一時間に5回以上無呼吸状態を認めると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。熟睡感がない、日中の異常な眠気、起床時の頭痛も特徴的な症状です。肥満の方が多いのも特徴です。また睡眠時無呼吸症候群は生活習慣病と密接に関連しており、高血圧、狭心症、心筋梗塞、脳血管障害を起こす率が高いと言われております。日中傾眠傾向が強い為交通事故を起こしやすかったり、社会生活に支障を来たす事もありますので専門医にご相談され、治療を受けられる事をお勧めします。


 夜の咳について の Q&A

4歳になる息子がふとんに入ると、咳が出たり鼻がつまります。何が原因なのでしょうか。また、予防法も教えてください。

主に二つの事が考えられます。一つはアレルギーの問題です。蒲団にダニやほこりが多くダニ・ほこりアレルギーがあるお子さんが寝る時にアレルギー症状を引起こしてしまう事です。もう一つは体調的な問題です。体を調節している自律神経の働きが乱れると起きる反応です。寝る体に調節が変わる時にスムーズに対応できず気道粘膜が刺激を受けやすくなるのです。この様な反応は季節の変わり目や無理な生活が続いた時に起きます。また寝付く時だけではなく明け方・朝方の起きる体に変わる時にも反応しやすいのです。対処法ですがアレルギーに関しては蒲団の手入れをしてください。体調的な問題であれば規則正しい生活を心がけましょう。